もう海には誰も居ない
作詞/作曲 森 秀一
一人で海を見つめる頃に
砂の底からいつもの唄が聞こえる
やさしい歌に耳を澄ませ
乾いた砂にそっとほほずりしたら
幼いだけの悲しみが
わずかな砂をぬらしてた
時のたつのを 忘れた僕を
夜の暗さが かくしてしまい
もう海には 誰も誰も居ない

一人の海に 夜が訪れて
月を写した海に銀色の道
歩いて行きたい どこまでも
帰りたくない 僕の家には
大きな声出して 叫んでみても
夜の冷たい静けさの中に
僕の声は 消えてしまい
もう海には 誰も誰も居ない

悲しい事がある度に
いつもこの海に 座ってた
楽しくはならなかったけれど
僕の心は 安らいだ
涙の出るのも忘れて
海を見つめる頃には

家の灯りも ひとつ ふたつ
消えてみんな 眠ってしまい
もう海には 誰も誰も居ない
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