朝が来る前に

　　　　　　　　　　作詞/作曲　森　秀一

　夢にもたれたままの　寝顔がほほえんでいる

　夢の中では　誰に寄りそうの

　僕の手を離さない　目を覚まして

　これ以上遠ざけないで　君が見えなくなる

　僕の知らない　君の世界で

　今何が起きてるの　目を覚まして

　朝の光が　来る前に　もう一度　目を覚ましてよ

　春の風に　誘われないで　僕を見て　笑ってよ

　いつかささやいていたね　今にも泣き出しそうに

　あの日の顔が　まるで嘘のよう

　大人になった君の　寝顔が淋しい　

　今夜の風に吹かれていたら　君の事投げ出しそうで

　なんだか急に　センチメンタルに

　思わず抱きしめる　君の顔

　朝の光が　来る前に　もう一度　目を覚ましてよ

　春の風に　誘われない　僕を見て　笑ってよ
 

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